作家名
中山 煌雲
よみがな
なかやま こううん
経歴
2015年6月 越中福岡の菅笠製作技術の後継者として修業開始
2018年3月 越中福岡の菅笠製作技術保持者として認定
受賞歴
2017年3月 第3回菅笠コンテストにて新人賞受賞 (作品「小雪」)
2017年9月 高岡クラフトコンペティション2017 奨励賞受賞  (作品「六方」)
2018年6月 第24回 高岡市民美術展 入選 (作品「平成の御車山 (八方一文字)」)
2018年9月 高岡クラフトコンペティション2018 地域特別賞受賞 (作品「菅紐」)
2018年10月 富山プロダクツ選定(煌雲「六方」)

菅笠との出会いはなんですか?

私が小さい頃、祖母が自宅で笠縫いの仕事をしていました。

なぜ、菅笠をやってみようと思いましたか?

好奇心ですね。後継者がいないという情報を知り、なんとかしなければいけないと思いました。

一番最初に作った菅の作品なんですか?

菅笠「小雪(八寸胴深)」第3回菅笠コンテスト 新人賞受賞作品
祖母が使用していた八寸胴深をもとに、妻のために新たに製作したものでした。
祖母も妻も「ゆきこ」という名前で、小雪と命名しました。繋ぐ、という意味も込めました。

菅の魅力はなんですか?

素材の美しさにつきます。菅ってよくみるとひとつひとつ表情が違うんですよ。

デザインコンペに出ようと思ったきっかけはなんですか?

世の中の菅笠に対する評価を客観的に見たかったからです。

今後はどういった作品を作っていきたいですか?

伝統的な菅笠を作りながら、自分が作りたい菅笠を作っていきたいですね。